【まとめ】ゴールデンレトリーバーを飼いたい!集合住宅でも飼える?

日本で飼われている大型犬で、ダントツ人気なのがゴールデンレトリーバー。

金色に輝くふさふさの被毛に、優しい顔つき、一緒に生活できたら、楽しいだろうな…。

でも、実際はどんな犬なの?子どもが居るけど私にも飼えるかな?

そんな風に思う方も多いはず。

【まとめ】ラブラドールを飼いたい!集合住宅でも飼える?に続き、今回はゴールデンレトリーバーを徹底ご紹介しちゃいます!

ゴールデンレトリーバーってどんな犬?

日本ではかなりメジャーなゴールデンレトリーバー。でも、その起源については意外にも明らかにされていないのです。イギリスで発達したゴールデンレトリーバーの先祖たちは、人と一緒に作業することが大好きな犬となりました。

現在では人が大好きな性質から、盲導犬などの補助犬や、医療機関で子ども達に寄り添うファシリティドッグなど、ペット以外の職業犬としても活躍しています。

成犬になると、体重は30kgを超える子も多い大型犬の部類になります。食べるのが大好きでちょっと太りやすいところもあるので、体重管理は要注意!

ゴールデンレトリーバーの性格は?

最大の魅力は、甘えん坊であること!

大人になっても子犬のようなあどけなさが残り「構って構って!」と大きな体で全力で甘えてくれます。その甘えっぷりは、自分のことを人間だと思ってるのでは?と感じるほど。

飼い主さんと一緒に居ること、そして一緒遊ぶことが何より大好きなので愛犬と常に一緒に居たい方、存在感強めの犬と暮らしたい方にはピッタリです♪

日常のお世話に必要なこと

大型犬であり、しかも毛の長い長毛種といわれる部類に入るゴールデンレトリーバー。活発な犬種であるため、ご飯や運動からグルーミングまで幅広くきめ細やかなお世話が欠かせません。

ごはん

成犬になると、ドッグフードは一日に約250g。一日2回に分けて与えることが基本となります。

5kgの小型犬が一日に80〜100g弱であることを考えると、やはりかなりの量になりますね!

運動

お散歩は一日に1時間を2回ほど。

ただ歩くだけではなく、公園でボール遊びをしたり、トレーニングを取り入れるなどコミュニケーションを取れるようにするとGOOD。

甘えん坊で楽しいことが大好きなゴールデンたちなので、ボール遊びやトレーニングで遊び要素を入れてあげることで、心も身体もしっかり満たしてあげましょう♪

お子さんが居る家庭では、子どもと一緒に体を動かして遊ぶことも、とても楽しい時間になりますよ。

グルーミング

長毛種であるゴールデンは、日々のブラッシングでしっかりと被毛の汚れやもつれを取ってあげましょう。

シャンプーは月に一度程度ですが、毛量の多い子など自宅でのシャンプーが難しい場合はトリミングサロンでお願いしましょう。爪切りと足の裏の毛のカットもお忘れなく!!

費用はどれくらいかかりそう?

大型犬であるゴールデンは、小型犬に比べて費用が掛かることも多くあります。

初期費用

犬を飼い始めるには、犬自体の購入金額の他、生活用品や登録料など最初に必要な費用があります。

登録料 3,000円

狂犬病の予防接種 3,500円

混合ワクチン 3,000〜10,000円(2回程度)

ケージ 13,000円

生活用品 25,000円(トイレトレー、シーツ、食器、首輪、リード、おもちゃなど)

合計64,000円程度

※価格は参考です。

※犬自体の購入金額は含んでいません。

※子犬の混合ワクチンは3回を推奨されていますが、初回のワクチン費用は犬の価格に含まれているとして計算しています。

年間飼育費用

ドッグフードの他、病院やシャンプーなど、犬と暮らしていると様々な費用が発生します。飼い方次第で大きく上下しますが、ここでは平均的な費用をご紹介します。

狂犬病の予防接種 3,500円(年一回)

混合ワクチン 3,000〜10,000円(年一回)

ノミダニフィラリアの駆除薬 22,000円(月一回)

ドッグフード 100,000円

シャンプー 105,000円(毎月トリミングサロンへ依頼した場合)

医療費 60,000円

保険料 60,000円

合計 360,500円

※その他の費用としては、レジャー費や洋服代、トレーニング費用などが想定されます。

※医療費及び保険料については、病気や怪我の場合、シニア期以降は大幅に上がる場合があります。

生涯想定される費用

初期費用+(年間費用×13)

約4,751,000円

※寿命を13歳として計算

※ここで挙げた費用はあくまで一例です。

しつけは難しい?集合住宅でも飼える?

可愛らしい見た目と、賢く柔軟な性格が人気の秘密。そんな気質の子たちなので、暮らしが軌道に乗れば、甘えん坊なゴールデンと楽しい毎日が過ごせるはず。

しかし、「ゴールデン しつけ」で検索すると

「ゴールデンレトリーバー やんちゃすぎる」とか

「ゴールデンレトリーバー 手に負えない」などがよく見られているようです。


その理由に、犬との生活は次の点さえクリア出来ていれば迎える準備は万端!と考えている場合もあるようです。

  • お世話の時間が取れるか
  • 金銭的に問題がないか
  • スペースが確保できるか
  • 充分な運動をさせてあげられるか

確かにどれも大切なポイントです。でも、これはあくまで最低限。

ゴールデンに限らずですが、犬と人がより幸せな生活を送るために必要なのは、犬人どちらにも「おちつき」です。

犬自身が精神的に満たされていると、落ち着きが生まれます。それにより、人も落ち着いていることができます。それが、暮らしの落ち着きにつながります。

まずは、傍に居るという安心感をしっかり与えることが、運動やしつけ以上に大切。

この人は自分の傍に居てくれる。自分を見守っていてくれる。というように飼い主さんがゴールデンにとっての安全基地となることができれば、知らない人や犬に合っても、お留守番をすることがあっても、そして集合住宅という外からの刺激が多い環境でも問題なく生活が出来る落ち着いた犬に成長していきます。

落ち着くことを知っているゴールデンは、子どもたちにとっても良きパートナーとなり、共に成長する存在になってくれるはずです。

「安全基地」として人との信頼関係を築くベースを作るには、適切な時期に適切な教育を行うことが大切です。

これはまた、別のブログにも紹介していきたいと思います!

「犬のしつけ」と一言に言っても犬種や年齢によって方法は様々です。しつけの悩みをプロに相談する時は、ゴールデンレトリーバーという犬種をきちんと知っているトレーナーさんにアドバイスを貰いながら進めるのが確実です。

犬を迎えるためには、金銭面や環境など、家族全員の協力が欠かせません。だからこそ、迎えてから「こんなはずじゃなかった!」とならないよう、家族みんなでしっかりとイメージを固めてからお迎えしましょう!